この「名古屋組構成員」に気付きましたか?~だから品田さんは危険な目にあう事に~
四章の品田さんが高杉さんとコンビを組んで
過去の野球賭博事件を追いだした時です。
品田さんと同時期に名古屋ワイバーンズを解雇された人がいました。
鍼灸院を営んでいた宇野さんです。
宇野さんを探し情報を聞こうする品田さんと高杉さん。
結果、品田さんの家を出た向こう道前にある「大納言」という風俗店にいた宇野さん。
しかし、宇野さんは逃げてしまいます。
高杉さんが一計を案じ、宇野さんを電話で鍼灸院に戻るように
高い声を活かし「女性客」を装い誘導に成功します。
この後、上から物が降ってきて、ボタン入力に失敗するとダメージを負う、
というシーンがあります。
ボタン入力成功時も高杉さんが「大丈夫か?」と品田さんを心配します。
実はこれらのシーンの中で、名古屋組構成員の目の前で会話した事で
品田さんは狙われるようになるのですが、プレイされた方は見つけられましたか?
その名古屋組構成員は「大納言」の左側2~3側の店舗、
洒落た喫茶店等にあるチョークで書く置き看板の隣に居る
カバのような顔をした人物として登場します。
このカバのような顔の人物は「大納言」前で宇野さんと品田さん、高杉さんの
一連の会話から、品田さんが襲われるまでだけ現れます。
人物であるにもかかわらず、道に出ないで、建物・風景として出てきます。
なので、話しかけるのはもちろん、当たったりもできません。
ただ置物のようにじっと動かずにいます。
しかし、宇野さんと会話し、高杉さんが電話をしたこの時しか出現しません。
つまり高杉さんは、この名古屋組構成員の存在を知らずに
「女性役」をするという小恥ずかしい所も目撃されているのです。
私がこの名古屋組構成員を発見した時は
「龍が如く5のシナリオが龍が如くスタジオが、意図的におかしくしているのでは?」と疑問をもってプレイした時に見つけた人物でした。
「第一章の時のシナリオ製作時、ラスボスは決めていなかった」という
「龍が如くスタジオ」のシナリオ製作者さんが発言していた事を知った時に
私は「ラスボス=黒澤の子」の候補が三人いたからだろうと思いました。
親が勝手に決めた人生を押し付けられ、全力で否定した愛情を受けなかった子=相沢さん。
親の命令・指示がなければ意志薄弱で何もできない子=馬場さん。
そして親のどす黒い思想に気付き、最後の最後で子供になった子=金井さん。
この事は別記事として書くつもりです。
こんな短時間だけの「名古屋組構成員」を出現させていた事で、
私の中にある疑問「シナリオが意図的におかしくされている」がより大きくなりました。
「龍が如くスタジオ」が「シナリオ重視」か「人物重視」か、
大人向けの小説のような作品を作る事を重視するか、
分かりやすいアクションゲームという作品を重視するか、
はじめから「ボスについても反省します」と言わんばかりの
「覚悟した作品」だったと思うのですが、これは杞憂でしょうか?
「龍が如く0」は最後までプレイすると誰が何をしようとしたか
明白な説明がある、ある意味「大人でなくても」理解できる作品だったと思います。
ホウレンソウの概念説明や、上座・下座のレクチャー等
「大人になるためのゲーム」になったと思う私は寂しさを感じました。
この名古屋組構成員の存在に気付いた方、是非意見交換をしたいです!
気付けなかった方も再度プレイし、確認してみてください。
問題の宇野さんがいた店舗「大納言」の右側にはゲームセンターセガがあり
左側3店舗ほどの置き看板、4脚で折りたたみできるような看板の左側に
現れるこの人物、私の「カバのような顔をした」はわかっていただけるでしょうか?