龍が如く5 本当のネタバレ「相沢さんがラスボスにされた顛末」

「龍が如く5についての幼稚な考察」を書いていた者です。どうしても「龍が如く5」の意見や考えを伝えたいと思いました。これは龍が如くで人生をかなり救ってもらった私の気持ちです。どうか寛大な心で読んでください。

斑目さんは2度、桐生さんに完勝した時とは

桐生さんが斑目さんと直接会ったのは

第一部・四章 「博多を統べる者」から

 

このシーンから桐生さんと斑目さんは会話を始めます。

 

はじめ、桐生さんは「アンタ」「斑目」と呼び、

斑目さんは「桐生さん」「貴方」と呼んでいます。

 

ここは元東城会四代目、桐生一馬ではなく、

堅気の桐生一馬として、斑目さんに接していたと思います。

 

今作での桐生さんは過去の経歴を始めて悔いていると思います。

シーンで見る桐生さんの苦しそうな顔や、攻略本にも怒りの表情でなく、

もぐき苦しんでいるようにも見えました。

眉間のシワが中心に寄り、悲壮感が伝わりました。

 

解散の手紙を預かった後の台詞

「所詮は極道」

そして青山さんを殴りつけた後の台詞

「ヤクザものだ、俺は・・・」

この台詞は今の、家族と別れなければいけない原因である自身の素性に

対しての自分に向けた怒りでもあったと思います。

 

永洲タクシーの中島社長も「過去のせいでまっすぐに生きれない」事を発言し、

それを身に沁みての孤独感を感じてか、

中島社長は「親戚のおじさん程度に思ってほしい」とも発言。

 

しかし、ある時だけ桐生さんは

斑目さん」

と、発言する時が1回だけあります。

 

それは斑目さんが親として、子分を子として

そして、山笠組を家として表現し、親として子を心配する時です。

 

この時、初めて桐生さんは親として責務を全うしようとする

斑目さんに敬意を込めて「斑目さん」と発言したと思います。

親としての行動としての1敗目。

 

もう1敗は、ゲーム中の人物紹介ページから理解できます。

第一部・一章の中の登場人物として、

相沢さんの説明欄が「死亡」扱いになっています。

このゲーム中の人物紹介ページは各キャラクターの主観による説明だと分かります。

 

その欄でのまゆみさんのページでは

斑目さんとは実の娘」と記入されていますが、

実は斑目さんとまゆみさんは血縁関係はないと思います。

 

第一部・二章でのまゆみさんとのオートトークの発言

「両親はいない」

これは本当の事を言っているのだと思います。

 

斑目さんは桐生さんと病院で会った時に初めて

まゆみさんの事を

「親子です。まゆみは私の実の娘です」と発言したと思います。

この発言は桐生さんにまゆみさんとの関係を尋ねられた際に言いました。

「アンタとまゆみの関係は?」と。

 

そしてまゆみさんもこの発言がされる前、斑目さんが身を起こす際に

「大丈夫ですか?」と、娘ではなく、秘書のような対応を斑目さんにしています。

 

まゆみさんとの関係をはっきり発言した後も

娘だから桐生さんの事を極秘情報として信用できる人間に託した。

そして叶わない恋に苦しむ姿を見たくなかったとも発言。

 

桐生さんが退室後、まゆみさんに自由を与える斑目さん。

この時、まゆみさんも始めて斑目さんを

「お父さん・・・!」

と呼んだと思います。「どうにかなりそう」になりながら。

 

そして桐生さんが主観として説明しているまゆみさんの欄には

「実の娘」と記入されています。

嘘を見破れなかった等ではなく、

本当に娘を思いやる斑目さんの言葉が桐生さんに「実の親子関係だ」と

認めざるを得ない事に対しての「想いの勝ち」=桐生さんの気迫負けだと思います。

これが2敗目。

 

第一部・四章の「親の情」のシーンで

まゆみさんの動揺が「実の娘です」と言った時の目で驚いている様が印象的でした。

 

 

私はどちらかというと黒澤さんと相沢さんのような

「血のみの関係」の人間だと思います。

父は幼少時に離婚でいなかった。

そしてある時に母親が母親から、外道に変化しました。

イメージで言うと朴さん+木刀=私の血縁上の母という感じです。

だからでしょうか、朴さんを登場させた「龍が如くスタッフ」の

朴さんを使った表現が理解できました。

 

そんな私はこのシーンが大好きです。

斑目さんの声を担当された方は北斗の拳ラオウさんの声も担当されました。

とても心に響いて忘れられないシーンを演じていただきありがとうございます。

ご冥福をお祈りします。